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伊久美茶話クラブNEOとは


伊久美茶話クラブNEOは、2024年3月で廃校となる伊久美小学校で伝統的に行われてきたオペレッタを継承し、発展させていくために作られた演劇クラブです。伊久美に伝わる民話を題材にした、これまでのレパートリーを保存すると同時に、新しい伊久美ならではのオペレッタも創作していきます。

「伊久美茶話クラブNEO 発足!」への思い

2024年3月で、伊久美小学校が閉校となりました。そしてその伊久美小学校には、昭和58年から毎年、全校生徒が一丸となって、オペレッタの作品を創り、上演してきたというものすごい伝統がありました。内容は、地元にまつわる民話などが主で、上級生が下級生に劇作りを通して、いろんなことを伝えていくのです。そして下級生が上級生になり、また下級生に伝えていきます。閉校前に校長先生にお話をうかがった時は、レパートリーは8作品ほどあるとのことでした。なんて面白い試みなんだろう、これがなくなってしまうのはとてももったいないと思いました。

そこで、このオペレッタという取組を、継承して、発展させていくことができないかと考えました。上演するのは子供達だけじゃなくて、今大人になっているOG・OBにあたる人達がやっても面白い。それだけじゃなく、もっといろんな人が参加していき、新しいコミュニティが生まれていったら・・・と夢は広がりますが、まずは伊久美小学校で受け継がれてきたこの貴重な伝統を、伊久美小学校がそこにあった証として、残していきたい、そしてこれまでがそうであったように、オペレッタを通じて地域の人たちと交流していきたい、という思いで、伊久美茶話クラブNEOを発足しました。

ゆくゆくは、今ある題材はもちろん、新しく、私たちのオペレッタを作っていきたい、そんな思いも込めて、NEO(ネオ)、とつけました。

声を出したり歌ったり、体を動かしたり、という健康面でも、地域のお話を過去から未来に繋いでいく、という面でも、オペレッタは有効で、しかも楽しい装置なのではないでしょうか。

ちょっと体動かしたい、ちょっと声を出したい、面白い話があるから教えたい、などなど、気軽な気持ちでいろんな方々が集える会になるといいなあと願っております。

どうぞよろしくお願いいたします。(代表 仲田恭子)